現在、衣食住以外で私がお金を多く使っているのが、動物(家猫が大半)とオタクだ。
おしゃれや美容、グルメ、娯楽などは、命の維持にさして必要なものではない。けれど、人によってはそれに結構なお金と時間を費やす。それこそ生きがいと言ってもいい。私にとってそれが、動物のこととオタ活なのである。
老後でも持てる生きがい探しをしようと決めたとき、新しい何かを始めることを真っ先に考えた。でも、既にあるこの2つにもその可能性はあるのではないか? そう思って今年はそこを掘り下げようと「創作を1冊完成させる」という2023年目標の1つが生まれたのだ。オタ活のほうのね。
私のオタ活は、推しの2次創作小説。主に腐っているやつだ。
このことを知っている人は誰もいない。
私の推しが、某Kポドル(過去)と某アニキャラなのは、家族や友人、同僚が知っている。私がやや腐った目線なのは、最も親しい一人の同僚が知っている。そこを拗らせて、腐った2次創作をしているのは、誰も知らない。
これが、老後でも持てる生きがいになるのか???
下のお世話を人様にやってもらいながら自分はよろよろとペンを持ち、腐った二次小説を書く‥。
なんか、なんか‥。
ありな気がしてきた。
ああ、でも。問題なのは今現在。この瞬間、私に万一のことがあったら、遺品整理する家族は私が書いたとんでもない小説を目にすることになるだろう。その方が大大大問題です。終活というのなら、さっさとその趣味を捨ててデジタルデータも全部抹消しなければならないのです。
けれどもオタ活は楽しい。まさに、今の私の生き甲斐だ。それをやめることは、出来ない。
なので、さっさとカミングアウトできるように。胸を張らずとも「これ、作ったんだ(ボソッ)」と言えるように。1冊、作りたいのです。R18作品を堂々とかざすほどの勇気はないので、全年齢向けのブロマンスで。
道のりは、遠い。