アラフィフ女子の終活ブログ

40代後半独身女子の、終活という名の日々の記録

老いと猫と、例の。

猫を飼っている。4匹いる。団地から今の一軒家に越した小学校入学時から、我が家には常に猫がいた。なので、今のコが何代目なのかもうよくわからない。わからないけれども、どの子にも思い入れがあるし、数え切れないほどの思い出がある。たくさん見送ったしたくさん泣いた。それと同じくらいたくさん笑顔ももらった。みんなノラだったり迷い猫だったコたちだ。

この先何年、猫と暮らせるのだろうかと考える。自分が死んだ後、世話を引き継いでくれる人がいる間はいい。問題はそうじゃなくなったときのことだ。私は独身・実家暮らし。このまま順調に独身生活が続く場合、飼うことを止めなければならない日が必ず来る。本音は、最後の最後まで猫と暮らし、猫を胸に抱きいて逝きたい。でもそれは究極のエゴだ。

人のエゴで動物たちが不幸になることが私の大嫌いなことだから、それだけは避けなければと思う。

同時に、少しでも長く、1匹でも多く、行くあてのないこたちと一緒にいたいと思う。


実は、その点で私は、かのサービスならそれが叶うのかもしれないと思った。自分が高齢になったときも預かれるようなコがいるのなら、ぜひ手をあげたいからだ。

保護猫に関わる事業を持続可能にするには、間口を広げることや安定的な資金調達は不可欠だと思う。かのサービスはその面で評価できる部分もあると思うのだ。

けれども『ねこホーダイ』というネーミングにこの企業の理念が透けて見えた気がした。少なくとも、最終的にこのプロジェクト名でgoを出したお偉方たちは、猫を利益の道具としてしか見ていないのだろう。吐き気がする。

猫のことを真剣に考えてこの事業に関わった人もいるかと思う。どうかその人たちの努力が無駄にならないことを願いたい。そうして、猫も人も、老いても幸せに暮らせる取り組みに少しでも繋がることを期待している。

 

ミミ ♀ 推定12歳 気の強いおばあちゃん

 

しっぽ ♂ 推定11歳 永久少年

 

左)ルパン ♂ 推定7歳 3本足のひょうきん者

右)リョーマ ♂ 推定7歳 甘え下手な3本足