アラフィフ女子の終活ブログ

40代後半独身女子の、終活という名の日々の記録

大人の学びを続けるには

「生きがい」と呼べるような何かを見つけるために、興味の有無にかかわらず何でもやってみようときめた今年。

早速、年明けに始めて、早速、ひと月で終わったものがある。「漢方」の勉強だ。

実は漢方は以前より興味があった。持病のことでいろいろと調べるたびに漢方薬の名前が出てきたからだ。「六君子湯」という。対処療法とは違う東洋医学の考え方に触れ、これは、と思うようになった。漢方を学ぶことは病気にならないカラダ作りに繋がるかもしれない。それこそ、老いていくこの先の生きがいとなるような学びになるのではないか。やめてしまった韓国語よりもずっと‥。

だから、2023年のマイテーマ「生きがいを見つける」を決めたとき、漢方の勉強はすぐに思いついたことだった。

しかしそうは言っても医学の知識などまるでないド素人。まずはきっかけである。いきなりスクールや通信教育などとはハードルが高すぎるしお金もかかりすぎる。とりあえず自分で勉強できるテキストを探した。加えて、目先の目標がある方が頑張れるので、検定や資格などについても調べた。そして、薬膳・漢方検定合格という目標設定と、入門書的なテキストを購入。それが2022年末である。

ノートも準備し勉強を始めたのが、2023年1月4日。初日は15分ほどで、テキストを読み自分なりにまとめてネットで調べるなどした。

そうして続けること1週間。なんと、早くも飽きてしまったのである。

これには自分でも大変にショックを受けた。私は新しいことを学ぶことを大抵は面白がれる方だ。自分の知らない世界の扉を開けるのはとてもワクワクする。

だから、こんな筈はないと無理矢理にでも勉強を続けた。けれども、初日こそ感じていた興奮を取り戻すことはなく、面白みもほぼ見いだせず。結果、1ヶ月もせずにこの挑戦は終了してしまった。

そう簡単に生きがいなんて見つけられない。それはそうだ。趣味がないとぼやく人も多いなか、人生を捧げられるような物事に易々と出会えるわけはない。それに出会うために「とりあえず始める」が今年のテーマなのだから。

次、行こうと思う。

けれども一方で、私は一つ、自分に関する知識を今回の失敗を通して得た。
続かなかった原因。1つではないだろうけれど、アウトプットする場がなかったのが一番の要因なのではないかと思う。

語学の勉強では、学習初期段階でも自分で文章を作り、話すというアウトプットができた。アイドルにはまっていたときは、ライブに行って推しを浴びるという能動的行為があった。今のオタ活は、そもそも創作活動がメインである。仕事でも、実践は大前提だ。
新しい知識は、得るだけでなくそれを何かの形で外に出さないと、しかも早い段階でないと、私の場合は習得へとは続かないのだろう。

漢方の勉強も、食生活や物事の捉え方等々、その知識を還元できるところは多々あった筈だ。というか、そのために勉強を始めたのだ。しかしながら今回は、その方法・発想にたどり着く前に心が折れてしまった。

次は、アウトプットを意識した学びを心がけようと思う。